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岡山シティミュージアムでの展示が決定しました

岡山駅前の岡山シティミュージアムで6月9日(火)から8月2日(火)まで開催予定の企画展「鉄道のまち おかやま」において、お茶の水橋から出土したレールの一部を展示していただけることになりました。

本レールは1930(昭和5)年製。当時既に英ドーマンロング(Dorman Long)社に買収されていた、同「ボルコウ・ヴォーン(Bolckow Vaughan)」ブランドの製品です。

現在のお茶の水橋が建造され、同時に敷設された市電レールの利用が開始されたのは1931(昭和6)年6月8日。今回展示されるレールはその当時からお茶の水橋にあった現物です。戦時中には不要不急として休止、戦後に廃止され、ここが大学紛争の最前線になると敷石とともにアスファルトに覆われ、以後行き交う無数のクルマたちに踏みしだかれてきたレールが2019(令和元)年、およそ1世紀ぶりに掘り出され、保存・展示されることになります。

くしくも展示の開始はレールの利用開始日と1日違いの6月9日(火)。ちっぽけなレールのきれはしですが、歴史の詰まった貴重な産業遺産です。コロナ禍が収束したら、ぜひ実物を間近に眺めに行ってみてください。

※レールについては大島一朗先生の初見を、お茶の水橋については「お茶の水橋の都電遺構とは」をご参照ください。

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